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第1の「一層の繁栄」のテーマの下では、まずIT(情報技術)の活用とデジタル・ディバイドの解消に向けて全世界の参加を呼びかける「グローバルな情報社会に関する沖縄憲章」を採択し、このための作業部会創設を決定しました。
また、途上国の開発上の大きな障害となっている感染症の問題について、具体的な数値目標を掲げて、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)・エイズ、結核およびマラリアなどへの取り組みを強化していくことで合意しました。
2つ目の「心の安寧」のテーマの下では、犯罪、薬物、バイオテクノロジー、食品安全、環境などの分野について議論されました。
特に犯罪については、国際組織犯罪やハイテク犯罪、また麻薬系薬物の生産と不正取引に対して、国際的枠組みでの協力態勢を強化する事などが合意されました。
3つ目の「世界の安定」のテーマの下では、地域情勢を含む政治問題が議論されました。
特に、日本の安全保障にとって重要な北東アジアの問題については、森総理の強いイニシアティブによって「朝鮮半島に関するG8声明」が発表され、南北首脳会談をはじめとした一連の前向きな動きに対して、G8からの後押しを加えました。
そして最終日の23日、これまでの討議内容を集大成した「G8コミュニケ・沖縄2000」を採択し、九州・沖縄サミットは無事に全日程を終了。森総理は初の大舞台で、議長としての重責を見事に果したのでした。
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