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「サミット参加七ヶ国歴訪」(前編)
《2000年(平成12年)4月28日〜5月6日》

 森総理は平成12年4月28日から5月6日にかけて、ロシア、イタリア、フランス、ドイツ、イギリス、カナダ、アメリカの順にサミット参加七ヶ国を歴訪し、各国首脳と会談を行いました。
 9日間で世界を1周するという強行日程でしたが、この訪問がサミット成功の布石となったことは確かでしょう。

【ロシア】

Photo まず最初にロシアを訪問し、4月29日、プーチン大統領とサンクトペテルブルグ市で、非公式の首脳会談を行いました。
 会談では、平和条約締結に向けて、今後も首脳レベルの対話を継続していくことで一致したほか、プーチン大統領の公式訪日を8月末に実現することで合意しました。
 さらに九州・沖縄サミットへの協力を求めたことに対し、プーチン大統領は全面的な協力を約束しました。

【イタリア】

Photo 2番目の訪問国となったイタリアでは、5月2日の午前中、旧知のアマート首相と会談を行いました。
 会談では、北朝鮮への対応について「国際社会に引き込んでいくことが重要」との認識で一致したほか、国連安全保障理事会の改革前進についても両国が協力していくことで一致しました。
 また、サミット成功への協力要請にも、アマート首相は緊密な協力の意向を表明しました。

【フランス】

Photo イタリアでの会談を終え、同日午後パリに入り、フランスのジョスパン首相と会談し、その後大統領府でシラク大統領と会談を行いました。
 シラク大統領は森総理のサミットに向けた考えに賛意を表明したうえで、金融市場の安定など7項目をサミットで協議するよう要請し、森総理もこれに応じました。そしてサミットではすべてについて森総理をサポートすると約束してくれました。

【ドイツ】

Photo 4番目の訪問国となったドイツでは、3日の午後からベルリン市内の首相府でシュレーダー首相との首脳会談に臨みました。
 会談でシュレーダー首相は、債務減免による最貧国の救済や、地域紛争の予防、世界貿易機関(WTO)の新ラウンドの早期立ち上げが必要との認識を示したのに対し、森総理もそれらに同意する考えを表明しました。


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