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「自民党の原点であり大義」 〜党大会で憲法草案を発表〜
《2005年(平成17年)11月22日》
森喜朗前首相は11月22日、都内のホテルで開かれた自民党の立党50年記念大会に出席し、党新憲法起草委員会委員長としてまとめた新憲法の草案を発表しました。
新憲法の制定は自民党結党以来の党是で、森氏は「日本人の手で憲法を定め直すことこそ自民党の原点であり、大義であります」と戦後60年を経て、憲法改正に踏み込む意義を強調しました。現在の日本国憲法は戦後の占領下、連合国軍総司令部(GHQ)がわずか9日で草案をつくったとされています。森氏はあいさつで「自民党は(自主憲法の草案をつくるまで」50年かかった」と指摘し、「半世紀にわたる長い懸案であった新憲法の草案を初めて条文化した形で公式に示せることは大きな喜びです」と述べました。
森氏は「日本史上初めて、国民自らの手で憲法を選び取る機会が熟した」と述べるとともに、「国民の意見を拝聴し、他党との協力を尽くした上で国会審議に臨みたい。『実るほどこうべを垂れる稲穂かな』という謙虚な姿勢で取り組む」と語り、憲法改正の具体的な論議が始まることをにらみ、幅広い意見を聞きながら慎重に協議を進める考えを強調しました。
森氏は自民党でただ一人、野党時代の幹事長を経験しており、与党の立場で50年の節目を迎えることができたことに感慨はひとしおだったようです。大会後は報道陣の質問に「憲法が改正されるまでまだ数年かかるだろうが、これまでの50年に比べれば短いものだよ」と笑って語り、新憲法制定に向けた思いを新たにしていました。
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