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太平洋島嶼国歴訪《2001年(平成13年9月18日〜26日》

「フィジーの国際シンポジウムで演説」

 2001年(平成13年)9月18日から9日間、森議員はミクロネシア連邦、フィジーなど太平洋島嶼国を歴訪しました。
 フィジーで開かれた太平洋島嶼国の国際シンポジウムで演説するのが主な目的でした。このシンポジウムは、総理時代の平成12年4月に宮崎市で開かれた太平洋・島サミットのフォローアップ事業という位置付けで企画されており、森議員は同サミット主宰者の日本代表として参加したのです。ガラセ・フィジー首相、ナカムラ・パラオ大統領も出席し、ナカムラ大統領が「昨年の沖縄サミットで森さんに島嶼国の環境問題を取り上げてもらい感謝している」と発言する場面もありました。

「父ゆかりの島で感慨 当事の弁当を試食」

 太平洋島嶼国歴訪の際、森議員は父茂喜さん(元根上町長)が太平洋戦争中に守備隊長として派遣されたミクロネシア連邦チューク州(トラック諸島)にも足を運びました。トラック諸島訪問は森議員の長年の悲願でもありました。
 チューク空港では「第2のふるさとへようこそ」と日本語で書かれた横断幕が掲げられ、若い島民が民族舞踊で熱烈に森議員を出迎えてくれました。
 森議員は戦時中の茂喜さんを知るチューク州の伝統的指導者で日系人のアイザワさんに案内され、州の行政府があるウエノ島で太平洋戦争の慰霊碑に献花しました。
 この後、アイザワさんの計らいで小型船で茂喜さんが任務に就いていたトール島に渡りました。ふだんこの辺りの海は荒れていることが多いそうですが、この日は珍しく穏やかで、森議員は「父のおかげかなぁ」と感慨深げでした。船中でアイザワさんが、アイザワさんの母親が茂喜さんの部隊に差し入れた食事を再現した料理を用意してくれました。魚のフライやバナナなど当時にしては栄養価の高い内容で、森議員は味見をしながら島民の心の温かさに感じ入っていました。
 トール島への上陸は10分ほどでしたが、森議員は「父がお世話になりました」と島民に声を掛けていました。森議員は「戦時中、他の地域ではいろいろと問題をおこした日本兵もいたのかもしれないが、この歓迎ぶりを見ればこの辺りでは日本兵がいかに島民になじんでいたか分かる。そのことが分かっただけでも来て良かった」と目頭を熱くしていました。



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